こんにちは、マサキ工房です。
21年間のリフォーム営業と工務5年の経験をもとに、「住まいのリフォームに関する悩みや疑問を解決する記事(情報)」をお届けしているブログです。【2016年11月~小さな工務店を経営】
この記事では、「日本ペイント色見本帳」から和風住宅の外壁塗装に似合う7色を厳選してご紹介しています。
じつは、どれも2000年頃から日本ペイントが”標準色”として用意している色ばかりです。
長い間、メーカーが標準色にしているということは、それだけ”人気のある色”と言えると思います。
ご紹介する7色は、和風住宅の家の外壁に実際にご契約いただいて工事した色で、「感じが良いなあ!」と思った色ばかりです。どの色も最低20件以上は、和風住宅の塗り替え完成現場を確認しています。
「汚れが目立たない・色褪せしにくい」色、という共通の特徴もありますので、和風住宅にお住いのかたは、ぜひ記事を読んで色選びの参考にしてみてください。
和風住宅の外壁塗装におすすめの色は?日本ペイント色見本帳から7色を厳選!
「和風住宅」の外壁塗装におすすめの色は、上記(画像)の赤枠内の7色です。
日本ペイントの色ナンバー
ND-109・184・152
ND-103
ND-110・112・146
の”NDナンバー”で、「アイボリー・ベージュ・グレー・クリーム」系の色です。
しかし、「アイボリー・ベージュ・クリーム色系」は、人それぞれ色のイメージ(認識)が違うと思います。
近年では、さらに細かく呼び名を分けてあるケース(○○ベージュなど)がありますが、ここでは一般的な色の系統で説明していきます。
画像では少し色が濃く見えますが、それぞれの色をよく確認してみてください。
アイボリー・ベージュ色系
「ND-109」は、アイボリー系の色ですが、じっさいに塗装すると光の加減によってクリーム系?とも言えるような色です。
長年、日本ペイント製品を愛用している業者(職人)であれば、「和風住宅の外壁と言えばこの色!」というかたも少なくないと思います。
和風住宅の場合、いちばん最初におすすめする色です。
「ND-184」は、少し茶色が混ざったようなベージュ系の色です。
「色はガラッと変えたいけど、あんまり濃い色にはしたくない!」というかたが、よく選ばれる色になります。
サッシの色によっては、洋風の家にも似合うため選ばれるかたも多いです。
とくに、「ウチの家って和風?和洋風?」というかたにおすすめします。
「ND-152」は、先程のND-184より茶色が少し濃いベージュ系の色です。
こちらの色は、「和風・和洋風・洋風」すべての住宅タイプに似合う色と言えます。
先ほどの「ND-184」と色の濃さを比べながら検討してみると良いでしょう。
グレー色系
「ND-103」は、グレー系の色です。現在の日本ペイントの色見本帳には、グレー系はたくさんの種類(色の濃さ)があります。
グレー系の色を希望されるかたは、まずは「ND-103」の”色の濃さを基準”にすると良いと思います。
なぜかと言うと、ずっと以前からあるグレー色(濃さ)だからです。
「汚れが目立たない色が良い!」というかたにもおすすめします。
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クリーム色系
「ND-110」は、”白”以外で家の雰囲気が変わる”明るめの色”はどれですか?と聞かれたときに、おすすめする色のひとつです。
和風の家だけでなく、洋風の家にも似合います。
サッシの色が、”どんな色でも似合う”とも言えるでしょう。
「ND-112」は、先程の「ND-110」では色が薄いかな?というかたにおすすめの色です。
サッシが濃い目の色であれば、見栄えがする明るい色と言えます。
ただし、木部の多い(見える)和風の家の場合には、”木部の色の調整”が少し難しいかもしれません。
「ND-146」は、純和風の家で「木部の色を見栄え良くしたい!」ときにおすすめの色です。
とくに、木部の色が(茶・黒系などの)濃い目の色を希望するかたは、検討してみてください。
塗装すると想像以上に色が薄くみえるため、大きめのサンプル(A4サイズくらいの色板見本)を作成してもらったほうが良いと思います。
和風住宅にお住まいのかたは、まずはご紹介した上記の7色から検討してみてください。そうすれば、きっと色選びがスムーズにいくことでしょう。
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まとめ
和風住宅の外壁塗装に似合う7色を、「日本ペイント色見本帳」の中から厳選してご紹介させていただきました。
最後に、和風住宅におすすめの日本ペイント色見本帳の標準色7色(NDナンバー)を、もう一度まとめておきますね!
日本ペイント色見本帳(標準色)
<アイボリー・ベージュ色系>
ND-109・184・152
<グレー色系>
ND-103
<クリーム色系>
ND- 110・112・146
外壁塗装の色選びの際、ぜひ参考にしてみてください。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。