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外壁塗装の色の種類が多すぎて迷いませんか?日本ペイント色見本帳の活用方法

日本塗料工業会(2021年L版)色見本帳の画像
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こんにちは、マサキ工房です。

21年間のリフォーム営業と工務5年の経験をもとに、「住まいのリフォームに関する悩みや疑問を解決する記事(情報)」をお届けしているブログです。【2016年11月~小さな工務店を経営】

パソコン会社員

外壁塗装の色の種類が多すぎて迷いませんか?

僕はこれまで、外壁塗装の見積り(商談)を2,000件以上、そのうち(契約 → 色の打ち合わせ → 完工)を1,200軒以上経験してきました。

外壁塗装の色は、最初に日塗工の色見本帳(600以上)からではなく、日本ペイント色見本帳標準色)からみるほうが良いです。

そのほうが確実に色選びで迷わないからです。

気に入る色がない場合は、無理に標準色から選ぶ必要もありません。

この記事では、日本ペイント色見本帳標準色)の活用方法を解説しています。

記事を読むことで、外壁塗装の色選びにかかる時間が必ず短くなります。

外壁塗装の色選びで迷いそうなかたは、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

外壁塗装の色の種類が多すぎて迷いませんか?

日本塗料工業会(2021年L版)色見本帳の画像
<日本塗料工業会2021年L版>

外壁塗装の色で迷うのは、はじめから日塗工の色見本帳から選ぼうとするのが原因です。

日塗工(にっとこう)」とは、日本塗料工業会の略で色見本帳には全部で600色以上あります。

(大半のかたが)色の種類の多さに戸惑うため、どうしても色選びに時間がかかってしまいます。

マサキ

色選びに1カ月位かかるかたも珍しくないです。

このようなケースを防ぐためには、最初に日本ペイント色見本帳標準色)から色選びすることをおすすめします。

もし、気に入る色がない場合でも”色の方向性”が決まるため、色選びにかかる時間は確実に短くなります。

しかし、標準色と聞くと

  • 色の種類が少ないのでは?
  • 地味な色ばかりで流行色はないのでは?

というような、イメージのかたも少なくないことでしょう。

しかし、日本ペイント色見本帳にある色の種類は、”明るめの色から控えめな色”まで(意外と)たくさんあります。

なかには「標準色でもこんなに種類があるんですか!」というかたもいるため、色の選択肢は(極端に)少なくはないはずです。

マサキ

じっさいに、日本ペイント色見本帳(標準色)を確認してみましょう。

日本ペイント色見本帳の活用方法

日本ペイントのファインシリコンフレッシュとパーフェクトトップのカタログ画像

日本ペイント色見本帳は、色の種類が豊富です。

ここでは、「ファインシリコンフレッシュ」と「パーフェクトトップ」のカタログにある”共通標準色”を確認してみます。

日本ペイントの標準色カタログ

上記(画像)は屋外で撮影しました。室内では、もっと色が濃くみえるため注意してください。

上記(画像)の日本ペイント”共通標準色”は、全部で44あります。

赤枠3色(ND-013・050・342)は、塗料メーカー(代理店)が特別に作る色のため割高になります。

色あせしやすい原色の系の色はありませんが、「汚れが目立たないグレー系」や「色褪せしにくい色」の種類は多いです。

この中から気に入る色があれば、サンプルの「色板見本」や「カラーシミュレーション」をお願いすれば良いと思います。

色板見本」とは、(手の平~A4サイズの)板に選んだ色を塗装したサンプルのことです。

標準色の色板見本は、常備している業者も多く(その場で)すぐに色を確認することも可能です。

もし、気に入る色がなかった場合は、無理に色を選ぶ必要もありません。

マサキ

色の方向性が決まった(しぼられた)」と言えるからです!

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最初に標準色から選ぼうとすることで方向性が決まる!

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標準色の中に気に入る色がない場合、以下のどちらかの意見になります。

  • この色もう少し薄く濃く)ならないかなあ?
  • 気に入る色がまったくない

ここでようやく、「日本塗料工業会の色見本帳(600以上)」から色選びを始めます。

この色もう少し薄く濃く)ならないかなあ?

という場合は、日塗工の色見本帳から同系色の濃淡だけ決めれば良いです。

気に入る色がまったくない

という場合には、違う色の系統から選ぶと良いため、選択肢をしぼることができます。

このように日塗工ではなく、最初に日本ペイント色見本帳(標準色)から色を選ぼうとすることで、”色の方向性”を簡単に決めることができます。

塗装業者から日塗工の色見本帳(600色以上)を渡された場合でも、「標準色にはどんな色があるんですか?」と確認してみてください。

マサキ

そのほうが確実に、色選びにかかる時間が短くなります。

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最後に:色決めの期限は契約まえに確認を!

日本ペイント色見本帳標準色)の活用方法を解説させて頂きました。

外壁塗装の色選びの際には、まずは日塗工ではなく標準色から色を選んでみてください。

(最後に)外壁塗装の色は、完工現場を確認した数の少ない(経験の浅い)担当者ほどアドバイスすることができません。

(契約に)日塗工の色見本帳(600色以上)を”ポン”と渡されて、「色は○○日までに決めてください!」という業者(担当者)も少なくないと思います。

塗装業者は、できるだけ早く「(着工→完工→入金)したい!」というのが当たり前(本音)だからです。

しかし、このようなケースは色選びで失敗する可能性があります。

色決めの期限」については、契約を交わすまえに確認することをおすすめします。

契約まえに確認すれば、(大半の塗装業者は)「色はゆっくり決めて良いですよ!」というはずだからです。

契約に確認すると、色決めを急かされる可能性もあるため注意してください!

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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